矢車SITE ― 改訂2022年11月

写真を主とした本人の日記代わりのようなブログで、つぶやきのようなものですが、 当人の別ブログ記事の更新紹介も行っています。

いったん別のサイトに移転した本ブログのメイン記事を本サイトに戻しました。部分的にTwitter投稿を一定期間を区切って掲載したものが含まれます。

街の灯

最近、「街の灯」が頭の中を回り続けているようだ。そんなにしょっちゅうという訳でもないが、メロディーが頭の中を回転し続けることがあるように、この言葉が回り続けている。

なぜかと考えてみたら、ひとつにはどうやら最近、テレビやネットで由紀さおりさんの歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」を何度かくり返し聞いたことが関係しているようだ。ただしそれだけとは思えない。「街の灯」という言葉が頭の中を回っているとしても、単にそれだけではない。それに関連していろいろな考えが浮かんでくるからだ。なぜ、離れてみる街の灯が美しいのか、というか、感動を呼び起こすのか、等々。

どうやら、現在カントの「純粋理性批判」を読書中であることが関係しているのかも知れない。もちろんこの本に「街の灯」などという言葉は出てこなかったし、最後まで読んでも出てくるとは思えない。

現在、岩波文庫上巻の半ば近くまで読み進み、さらにこれ以上読み進むの限界を感じたため、最初に戻って、再度1/3くらいまで戻ってきたところである。なぜここで街の灯が関係してくるのか・・・。そのうち考えて書いてみたい。

いまの住居でもビルの5階だから、ベランダに出ると、多少は離れた距離で街の灯を見ることができる。正面は崖の上に別の大きなマンションが建っているから横を向かざるをえないが、遠くの丘の上まで広がる街の夜景を眺めることは時々ある。結構見入ってしまうことがある。