矢車SITE ― 改訂2022年11月

写真を主とした本人の日記代わりのようなブログで、つぶやきのようなものですが、 当人の別ブログ記事の更新紹介も行っています。

いったん別のサイトに移転した本ブログのメイン記事を本サイトに戻しました。部分的にTwitter投稿を一定期間を区切って掲載したものが含まれます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

坂の上の雲を一通りみました

NHKのドラマ、坂の上の雲をひととおり、一応最終回まで見ました。全体として一応、原作の気分、といったものはでていたように思います。原作自体はどうなのかという問題はさておいてのことですが。また俳優の演技とか演出の巧拙とかいったものも度外視した上…

サイトをリニューアルしました

ブログ「意味の周辺」は2008年の4月に、別のブログサイト http://imimemo.blogspot.com/ で書き始めたものですが、今年の2月に当サイトに引越してきました。今回、ブログの仕様や私の他のブログとの兼ね合いで、「意味の周辺」を元のサイトに戻すことにし、…

宮沢賢治の回答

おとといの夜、NHKのテレビ番組「100分で名著」で宮沢賢治の銀河鉄道の夜を取り上げた特集の最終回、出演のロジャー・パルバースさんがつぎのような事を語っていた。 賢治は、何故わたしは私であって、あなたや彼ではないのか?という疑問をもち、それへの回…

梅棹忠夫著「文明の生態史観」再読で「エコ」運動について考える

(この記事は最初、読後のちょっとしたメモとして、簡単に1日で仕上げるつもりでしたが、書き始めると一向にまとまらず、結果的にかなりの長期間にわたって筆者の時間を奪うものになってしまいました。またかなり長いものになってしまい、文脈的にも整合され…

解像度の意味 ― 「相対的」解像度と「絶対的」解像度を区別すればどうだろうか

「解像度」という言葉は一応は英語の「resolution」の日本語訳のような印象があるが、必ずしもそうとは限らないようだ。resolution は分解能と訳される場合も多く、こちらのほうはどちらかと言えば機械装置の性能といったニュアンスが強いような気がする。解…

自然、または地球の「意味」と気象 ― 芸術が欺瞞に陥らないように

自然、または特に昨今では地球という言葉で人々が意識する意味の範囲はその時どきの文脈で大きく異なる。人間を自然に含めるかという大問題はこの際、問わない。また生きた生物も含めないようにしよう。それでも状況によって自然の意味範囲は随分異なるもの…

白洲正子の西行、ソローの森の生活、コンノケンイチの宇宙論 、・・・・― 読後、読書中断、読書中、その他予定など

このブログではこれまで毎回一応は1つのテーマでまとまった内容を書いているつもりだったので、今回のような日記風のまとまりのない記事はちょっとそぐわず、フェースブックの近況とかで書くのに向いているかもしれない。しかしすべて、一応は本と読書に関わ…

自然とエネルギーの意味論

自然とエネルギーという二つの言葉が飛び交っている。端的に言って「自然エネルギー」という熟語が飛び交っているが、キーワードとしては「自然」と「エネルギー」という二つの言葉として分析される事を、言葉自体が望んでいるかのように見える。とりあえず…

内田樹×中沢新一×平河克美著「大津波と原発」を読んで

表記の本を購入し、先の週末に読み、今日ざっと繰り返して再読した。この4月5日にラジオ放送された鼎談に加筆修正された本であるとのことで、私は普段あまり新刊本を買う人間ではないのでこのような緊急出版という類の本は滅多に買わないのだが、この本を…

自然信仰という言葉で表現されているもの

一月ほど前、世田谷美術館で開催されていた白州正子生誕100年を記念する展覧会を見に行き、少し前に別のブログ「ミュージアムとガラスギャラリー訪問記」にその印象記を書いた。展示作品の印象とかそれらにまつわるあれこれを書いたわけだが、最後の方に付け…

政治とビジネスに取り込まれた科学

今日、大型書店内の科学書籍の売り場を見回して気付いたことだが、「物理学」や「生物学」などは伝統に従って以前のように分類されているのだが、なぜか「環境」という分野がいやに幅をきかせている。そこではいまだにCO2温暖化説の新刊書が溢れている。「環…

なぜ「リテラシー」という言葉が良くないのか

これまで、どれだけの人たちの目に止まったかは分からないが、ツイッターで何度か、リテラシー、特になんとかリテラシーという言葉が嫌だということを衝動的につぶやいた。はっきりとなぜ嫌なのかということを言えなかったのだが、今日、はっきりとそういえ…

『検証 陰謀論はどこまで真実か パーセントで判定』という呆れた新刊本

書店で表記の新刊本(文芸社)が目についたので手に取ってみた。 表題からして、おかしな本であると私には思える。というのは、もう一般的に通用するようになってしまった陰謀論という言葉自体、奇妙で無責任な意味不明の造語であると思われる上に「パーセン…

『眼の誕生 ― カンブリア紀大進化の謎を解く』 を読んで

この記事は筆者の別ブログ「発見の発見」の方に掲載しました。 「眼の誕生 ― カンブリア紀大進化の謎を解く」を読んで

引っ越ししました。前回までの分は前のサイトにも残っています。

昨日、当サイトに引っ越しました。前回までの分は前のサイトにも残っています。 http://imimemo.blogspot.com/ 他のブログは前のサイトで継続しています。 http://takaragaku.blogspot.com/ http://glglvisitor.blogspot.com/ http://d.hatena.ne.jp/quarta/…

縦書き及び横書きの機能性の差異と鏡像問題 その4 (まとめ)

はじめに ― 前回の記事では筆者が何を言いたいのかがよく分からない・・、どこに新しい主張や発見があるのか分からないという感想がありましたので、今回はまずそこのところから始めたいと思います。【何が言いたいのか】何を言いたいのか?一言でいって量よ…