この梅雨期のメランコリー
先月の初め頃か。小雨が落ちる不忍池
上二つとは別に日だったようだ。ここにはいつも鯉や亀などが集まっているが、なぜか、いつになく沢山の鯉
これも別の日、白山神社の裏の方から
去年と殆ど同じ。去年は雨だったか
くちなし。白のディテール、諧調はこのカメラでは全く捉えられない
思いがけなく鎌倉に行く機会ができたので、立ち寄ったが、時間が心配で、この写真を撮ったところで引き返す。参拝すれば良かったが。
これも別の日、神田神保町からまっすぐ歩いて帰る途中、いつになく濃い夕焼けが広がっていた。
水道橋駅北側、神田川の北側の交差点。高いビルは東京ドームホテル、このビルはどうも薄っぺらい感じで風格がない。
中古CDショップで久々に購入。ショパンのノクターン全集。演奏はマリア・ジョアン・ピレシュ。昔、マガロフという人の全集を持っていて結構繰り返し聞いていたが、こちらの演奏のほうが数段、上のようだ。一つ一つの音に実が詰まっている感じ。どの曲も、以前の印象よりも曲自体が立派に思える。
やはり中古だが、こちらはハンス・ホッターの冬の旅。昔、さらに、超有名歌手のLPの全集で聞いていた。それに比べてさらっとして暖かい、老人の声。最後の「辻音楽師」の歌唱にはありったけの感情が込められ、圧倒されるほど。
この人の歌ではやはりシューベルトの「鳩の使い」が忘れられない。またバッハのカンタータの一曲も今でも時々聞く。
こんなCDも。もちろんこれは中古CDではない。
ここからはもう7月。
向こうの建物は向こうの池のボート乗り場。
急に今まで気にならなかったことが気になって、弁天堂の土台の方に近づいていった。やはり木造ではなくコンクリートに間違いない。屋根の方までコンクリートなのかどうかはまだわからない。