矢車SITE ― 改訂2022年11月

写真を主とした本人の日記代わりのようなブログで、つぶやきのようなものですが、 当人の別ブログ記事の更新紹介も行っています。

いったん別のサイトに移転した本ブログのメイン記事を本サイトに戻しました。部分的にTwitter投稿を一定期間を区切って掲載したものが含まれます。

友人の著書を読み始めたこと、その他

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昨年暮れに友人から献本を頂いたが、年はじめから予想外の多忙でなかなか拝読を果たせなかったところ、ようやく三月の末頃から、少しづつ読み始めた。まずタイトル『祖父たちの昭和』が、私と同年ではないものの同世代である友人の著書であるだけに、相当に意味深であった。このタイトルが暗示しうるものは、私にとっても、年を重ねるにつれて考える機会が多くなってきたところのものだからである。とはいっても、私にとっての「祖父たち」のイメージは著者にとっての「祖父たち」のイメージとは全く異なっている。私にとっての「祖父たち」のイメージは最初から現在にいたるまで殆ど、全く空白に近いのだから。というのも父親を含めて父方親族の写真は皆無で、辛うじて母方の祖父の写真を一度ほど見た記憶があるのみ、本書の著者とは大違いなのである。またサブタイトルにある化血研創設のような事柄については、当方の繋がりにはまず縁がなかったことはもちろんである。

 ところが、読み始めて少しのところで一つ大いに驚かされたことがあった。著者と私の人生における接点は若い頃の職場のみであり、数年間の同僚であったという偶然だけである。出身地も出身校も相当に遠隔の地であり、何らかの出自的な関係は考えたこともなかった。それがこの本を数ページ読んだところで、著者の御祖父様ならぬ御祖母様の出身地が私の父親の出身地と同じであることがわかって驚いたのである。具体的に言うと兵庫県佐用(郡、町)である。御祖父様の方は九代以上に及ぶ家系図まで持つような家柄でその実家は津山の酒造家であったとのことだから兵庫県佐用とは近隣であり、このこと自体はごく自然なことである。御祖父様が欧州留学時に入手した最初期の35ミリカメラで撮影されたという何枚かの家族写真にもその御祖母様のお姿が見られるが、当方の父親は明治三十年代の生まれの筈だから、大正年間の当時は佐用の地で少年時代を過ごしていた筈なのである。これについてはこれ以上何とも言えないが、この機会に当方の関係でもう一つ思い出されることがある。大学で専門課程の教授であった先生が岡山県の出身とのことだったのだが、ふとした機会に私が佐用の地名を口にしたとき、その先生が大きな声で「佐用か!」と、少し懐かしそうな表情をされたことがあった。その先生も津山か美作あたりの御出身だったのかもしれない。当方の場合、両親の出身地はこの、兵庫県西部と母方の和歌山県北部に分かれる。両者の重みを比較すると、これまでのところ、兵庫県西部の方は限りなくゼロに近かった。なにしろ、父親の顔を覚える時間もなかったもので仕方がない。しかし上記のような成り行きを見ると、こちらの地域の地縁もこれまでの人生に何らかの影響力を及ぼしていたかのような感慨に迫られる。件の職場も岡山県の東部であった。

 さて、上記は本書の最初の小部分を読んだ時点での、どちらかというと当方の個人的な感慨であるが、本書の主要部分は写真でも見られるとおり、化血研創設のいきさつとかGHQの絡みとか、国民的な意味を持つ内容も含まれ、まだ読了には至っておらず、少なくとも私のとって一気に読めるものではないので、また読了後に本ブログかまたは別のブログで、読後の感想を纏めてみたいと思う。新聞に提灯記事の書評を書く何とかライターのようなわけにわゆかないので。

 なお、本書著者のフェースブックページにリンクしておきます。

さて、下の写真は、ちょうど上記の本を読み始めた三月の末頃、例年のごとく少々寒い中、千鳥ヶ淵まで歩いて出かけたおりのもの。

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この日は城門のこの辺りまでは行ったものの、通行規制が厳しく自由に歩けないし、のろのろと時間がかかりそうなので、列に加わるのは諦め、いつもはあまり行かない対岸の靖国神社に行ってみた。

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神社の門としては明治時代以外には考えられないような独特の様式ですね。荘重ではあるものの何か重圧感のようなものが感じられて、いつも敬遠しがちで、この日も中に入る気にはなれなかった。

ちなみに、下の本は、一昨年に購入して読んだ本ですが、靖国問題についても興味深い話が語られています。

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二人の著者はどちらも故人で平成19年、2007年に致知出版社から発行された本。この本によれば、いわゆる「英霊」は、必ずしも靖国神社の中で神様になっているわけではないとのことです。

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桜にもどって・・・、この樹皮についた緑青のような苔の色は桜の花の色と実によく調和しているように見えます。桜の木に特有なのか、それとも千鳥ヶ淵の桜に特有なものなのか・・・。

日比谷の方まで続くお堀端の道。かなり寒かった。

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日比谷公園の秋バラ、、、ブログ・意味の周辺を更新しました。

表記ブログを更新しました。今回も鏡像の意味論番外編の継続です。

さて、今回の写真はいつもの不忍池ではなく日比谷公園の秋バラです。白状すると実はバラが大好きなのです。

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以下にも日比谷公園らしい眺めです

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下の下段はだいたいが大輪八重咲のベゴニアでしょうか

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ここには昔から同じミスター リンカーンという非常に背の高い品種が植わっていますが、すべて元の木なんだろうか

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ここは銀座。毎回目新しいビルが目につきますが

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以上、先週土曜日11月3日の夕方でした。

最近の写真とつぶやき、それにホームページ(業務用)更新のお知らせ

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これは坂道の中ほどから後楽園駅近くの交差点まで下ってゆく途中、夕焼けが美しく見えたので思わず歩道の端の柵のあたりで、スマホカメラで撮ったのですが、やはり、このような場所と時間帯で臨場感を出すのは難しいですね。左の高層ビル影は文京区役所、遠くの高層ビル群は多分中央大学、右の影はイチョウの並木。交差点で交わる道路は谷筋のような感じで、水道橋あたりまで歩いてゆくと海抜6mとの表示がありますが。

さて。今回のウェブサイト更新はブログではなくてホームページ(業務用)です

http://www.te-kogei.com/patent/koho_shomidai.html

実は二つ目の特許を取得しましたので、どう展開したものか検討中なのですが、とりあえず前回のものと併せてホームページで宣伝することにしました。前回のものよりは実現可能性が高いような気はします。下はそのタイトル。

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ところで今の特許庁長官は女性だったんですね。下のように大きな文字で名前が入っています。

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長官に限らず、今は審査官にも女性が多いようです。今回のケースがそうでした。結局拒絶査定が出されのですが、審判を請求して最終的に2回目の審判官によって拒絶査定が覆された次第です。審判官は2回ともに女性は入っていなかったように記憶しています。それでも特許庁というのは他の官庁に比べても意外と女性の割合が高そうですね。弁理士も弁護士と同様、女性に人気のある職種のようですが。

下は最近の日比谷公園、盆踊り大会が始まる前の様子。

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特許庁に行った帰りなどはよく日比谷公園を散歩したものですが、この日はそうではなく、すぐ近くの帝国ホテルプラザでガラス工芸の展示会を見た帰りのことです。この日もすぐに地下鉄に乗らず、日比谷公園に足が向いたのですが、信号待ちをしているとタクシーから着物姿の女性が降りてきたので、何があるのかなと思っていたら丁度公園で盆踊りが始まろうというところでした。本場の東京音頭が見られそうでしたが、始まるまで30分あるので断念。この日の展示会は下記ガラス展でした

帝国ホテルなる所は日比谷公園などから眺めることはよくありましたが、もちろん行ったことはありません。明治村の旧館は一度行ってみたいところの一つですが。帝国ホテルプラザのある帝国ホテルタワーってどんなところなのかと思いましたが、通りから直接入れるドアのない入口がありました。

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下はそれよりも一週間前の別のガラス工芸展示会でこちらは東急プラザ赤坂、やはりホテル系。

残念ながら作家の在廊日に行きそびれ、会期の終わり頃でしたが、そのときドアは開いていたもののギャラリー内は、たまたまのことでしょうが、無人でした。もちろん、警備の監視カメラはあるのでしょう。

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どちらも知り合いのガラス作家の展示会でしたが、いずれも見事な作品群でした。

当方も、これからでも何か作ってみたい気もなきにしもあらずですが、まあ可能性は1%くらいかなあ。

平日の夕方でしたがかなり閑散としています。下は道路の向かい側

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この辺りには昔、サントリー美術館があった頃に何度か来た頃がありますが、当時に比べてかなり静かになったような感じですね

中国語が飛び交うようなこともありません。

帰りは当てもなく歩いてゆくと日枝神社の前。この神社は来たことがあるようなないような。

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以下は例のごとく今月の不忍池

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最後は久しぶりに歩いてみた九段のあたり。お堀にも一部ハスがありましたが遥か下の方に繁茂しています。

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不忍池周辺の変化と近況のつぶやき及びブログ更新のお知らせ

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不忍池あたりには週に何度も来るようになった今日この頃、この場所にも時々来るのですが、この日はここでちょっと愕然としてしまいました。というのは、上の写真のように、弁天堂の背景に忽然と新しい高層ビルが出現していたのです。ちなみに下の2枚の写真は2014年の春頃に撮ったものです。

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次の2枚はやはり2014年のお盆のころ。

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次の写真は今年の四月に撮ったものですが、当時にはまだ今ほど高く伸びていなかったので気づかなかったようです。

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こういう言い方は申し訳ないけれども、やはりこの高さと近さは目障りですね。

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このお堂自体は基本がコンクリート造りのようで、文化財としてどれほどの価値があるのかは知りませんが、この場所は、東京の都心近くでこのような印象的な景観が得られる数少ないスポットの一つだと思います。外国人観光客の中にも、この場所では思わず足を止めてしばらく見とれている姿がちらほらと見られます。真後ろにも巨大建築がありますが、あれは東大の敷地内で、距離的には離れています。今度の超高層ビルは池の外の道路の対岸にあるので、かなりの圧迫感があります。デザインもあまり良い感じではないし。まあ残念としか言いようがありません。

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この界隈は、東大の敷地が広いためにかなり道路が複雑ですが、最近よく通るようになった帰り道にこのような門があったことに初めて気づきました。その名も『鉄門』。結構新しく出来た印象。

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すべての門に正規の名前があり、立派な銘板まで付けられているのですね。さすがは東大。

さて、近況のつぶやきです。二つ目の特許を取得できる運びとなりました。

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実は、最初の審査で拒絶査定されたので、審判を請求していたのです。その審判でもいったん拒絶査定が出され、1つの請求項を補正すればその請求項だけが通るか、あるいは請求の範囲を大幅に狭めることで通る可能性が残されたので、2回ほど意見書と補正書を提出して結果を待っていたのですが、なんと、いったん出された拒絶査定そのものが覆されたようです。元々こちらの主張に自信はありましたが、裁判にまで持ち込む元気はなかったので、諦めていたところ、意外な進展でした。理由は、途中で審判官のメンバーが変わったことにあるようです。三人の審判官のうち二人が入れ替わっていました。こういうこともあるので、こういう場合は自分の論理に自信がある限り、できるだけ意見書や補正を繰り返して、すぐには諦めない方が良いようですね。

今回の発明は前回のような原理的にも実現性においても難しいものではなく、きわめて日常的なものです。出願中に作成したホームページがあるので、ご覧ください。これは一つの実施例です。このページは更新しなければいけないのですが。

http://www.te-kogei.com/patent/koho_shomidai.html

さて、後になってしまいましたが、この際、今年の三月以降最近までの不忍池の様子を古い方から掲載しておきます。

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けっこう、いろんな野草もあります

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黄色いのは月見草のようにも見えますが、それにしては丈が低いので違うのだろうか?

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五月のつつじと伸びてきた池のハス

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以下は六月になって

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スマホカメラで飛ぶ鳥がこれだけとれるというのやはり素晴らしく有難い。

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月のウサギもある程度はわかります。結構な解像度。

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下は同じ時にズームで撮ってみたのですが、やはりスマホのズーム機能は全く意味がありませんね。

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池のさざ波にしばらく見とれて帰宅。

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最後になりましたが、二つのブログはいずれも何度か更新しています。

『ブログ意味の周辺』

ブログ『発見の発見』

二つのブログを更新しました。加えて、後楽園と湯島天神、二つの梅祭り

二つのブログにそれぞれ一つのブログ記事を書きました。

1つは:散歩またはウォーキングの効用 — 免疫力とストレス(日々と人生の宝物

もう1つは:シニフィアンならぬシニフィエの一人歩き(意味の周辺)

上記ウォーキングの記事を書くきっかけとなった小石川後楽園の梅祭りです。

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この日は午後、いつもより早めに30分ほどをかけて後楽園まで歩いて出かけ、入場後は1時間ほど散策したりウロウロしたり

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三味線の伴奏で傘回しの曲芸。やはりこの庭園にはよく合っています。

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どの木の向こうにも人がいたことに、あとから気が付きました。

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庭園横に設けられた無料の散策路を通って水道橋駅まで歩き、

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上野駅高架の公園口をでてすぐそばの都立美術館前。

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ベラスケスの展覧会は珍しく、これまで実物を見たことはないので、また日を改めて来るべし。

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翌日、日曜日の催しの予告なので、この日は見られず。翌日に来る予定はなし。

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この後、上野駅コンコースの店で買い物をした後、不忍の池を通って歩いて帰宅。

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不忍池弁天堂前の参道ですが、この時間でもこんなに混雑するようになったのはここ数年のことのように思います。もちろん観光客が増えたからでもありますが、観光客以外と思われる外国人がまた多いこと。

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これらのボートも半分以上は中国人カップルのボートではないでしょうか。散策している人たちの話声でも、圧倒的に中国語が多いように思えます。あと、ロシア語らしい響きもよく聞こえてきます。ロシア人でも不思議はないのですが、もしかするとイスラエル人かもしれません。ネット検索で調べてみると、Wikipediaによればロシア語は「イスラエルの非公用語としては群を抜いて用いられて」いるそうですから。しかしやはり圧倒的に中国語ですね。声が大きいのも特徴。響きは嫌いではありませんが。

以下はその一週間後、予定することなく夕方に訪れた湯島天神の梅祭りです

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裏参道に当たる春日通に面した階段。隣家との狭い隙間にも梅の林。

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いつ来てもうず高く積まれた絵馬。これほど沢山の絵馬が奉納されている神社も少ないのではないでしょうか。

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庭園の梅林に加えて梅の盆栽まで飾るところにまた格別の趣が感じられます。

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背景のビル群がなければ本当に優雅なお庭なんですが。

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本年、初月の終わり

日記代わりのようなつもりで書き始めた本ブログですが、年々更新頻度が少なくなり、気が付けば去年はたった一度だけ。見方を変えると、加速度的に一年が速く過ぎ去るようになったことが歴然。そんなわけで他のブログ更新のお知らせをしてもももう遅いというわけであまり意味がなくなりましたが、とりあえず今年を含めて下記三つのブログを何度か更新していますので、とりあえずお知らせします。

発見の発見:多くは意味の周辺に書いた鏡像問題関連記事の再編集・再録になっています。今後はどうしたものかと思案中

意味の周辺:最近は殆どが鏡像問題関連になってしまいました。

日々と人生の宝物:タイトル名を変えました。今後はもう少し気軽に、ちょっとした思い付きでも書いてゆきたいと思います。

さて、今年の初詣では根津神社です。ご祭神は須佐之男

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門の前では二列

門をくくれば六列になってくださいとのことです

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「時間のない方は横の方から進んで横の方で参拝してください」とアナウンスしていましたが、そうする人は殆どなく、この様子を見るとそれがしにくい雰囲気でもあります。1日の午後でしたがそこまで人が多いわけでもなく、やはり参拝する以上は真正面最前列で参拝したいという欲もありますからね。

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そんなに遠くない不忍池の前を通って遠回りして帰宅。

以下は昨年暮れ頃に撮った根津神社の写真です

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北参道の鳥居付近ですが、繁華な場所から離れた周辺の環境もあり、神田明神湯島天神などとはかなり違ってひっそりと、森閑としています。

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表参道の鳥居ですが、こちらもやはり、神田明神湯島天神とはかなり違った森厳なたたずまいが感じられます。

根津神社も歩いて行ける近さにあるのですが、御徒町にも近い湯島天神秋葉原お茶の水にも近い神田明神とは違って何かのついでに違って立ち寄るという機会もなく、周辺もあまり縁のない住宅地で、散歩のコースになることもなく、これまであまり出かけたことはなかったのですが、それでも2,3年前だったか初詣でのつもりで夕方に行くともう、袴姿の若い神職の方達が箒で拝殿の縁側を掃除している最中でした。神田明神ならまだまだワイワイガヤガヤとしている時間なのですがね。

やはりこれは、場所柄もありますが、スサノオノミコトという祭神に関係がありそうです。

実はこの数年来、スサノオの名前が意識に出没することが多かったのです。もちろん、きっかけというか、理由のようなものはあります。それはともかく、昨年には次のような本を読みました。

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この本を読んだから、というのではなく読む前からですが、この本を読んでさらに、スサノオに関心が倍増しました。とはいえ、やはり神々の体系と歴史は難しく、すぐに忘れてしまいます。ということで、このような本で古事記を勉強したり・・・

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以下、昨年秋以降に撮った写真を、ほぼ時系列にて。

霞が関の某官庁に行った帰りに久しぶりに日比谷公園に行ってみた。

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秋のバラがさいているかなと思ったんだけれども、花は残り少なく、柿に似た実がなっている。

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さらに銀座まで足をのばしてみる。話題の、旧松坂屋の建て替わったビル。

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建築としては、建築だか何だかわからないが、イルミネーションの外装は随分と凝っている。

こちらも初めて、歩いて六義園まで行ってみました。

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和歌山市和歌の浦、いずれも私には結構なじみの土地なので、ちょっと懐かしく思いましたが、天候と時刻のせいもあり、庭園自体は後楽園に比べて平板な印象で、特に和歌の浦の景色を思い出すこともなかったです。和歌の浦自体も今は変わっているようであるし。

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天候と光の具合であまりぱっとした印象がなかったのですが、ライトアップが始まります、というので暗くなるまで我慢して待ちました。

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帰り道ですが、なんでこんなに高い煉瓦塀を作ったのでしょう。後楽園の塀は漆喰と煉瓦で風情があります。

ブログ更新のお知らせ、写真、つぶやき

ひと月ほど前にこのブログを更新したつもりでしたが、よくある手違いで下書きのままになっていました。今回はそれに上乗せする形で、相も変わらず不忍池などの写真に添えて気晴らしがてらのつぶやきぼやきを、アップします。

この場所に今では散歩や買い物などを兼ねて、週に2回以上は来ていますが、いつも夕方なので大輪のハスの華も殆ど閉じているか、形が崩れかけているのですが、この日は夕方にも拘わらず、一輪だけ、見事に開いた華が橋のすぐそばで見つかりました。

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この日も雨が降ったりやんだりでしたね。

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この日、白いスワンボートを初めて見ました。これまでピンクか赤か、黄色などしかなかったように記憶しているのですが・・・観光客が増えたので新しく投入したのでしょうか?やはりスワンは白がきれいですね。

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向こうの白い建物は隣のより高層のビルと同様、上野駅のすぐ近くにあるホテルです。ここから見る佇まいはとてもそんな場所には見えませんね。その右隣からはもう繁華街といってもよいような場所なのです。当然、左の高い森は上野公園です。

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南の空。

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西の空。

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東の空。

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今年は、東京ではとうとう梅雨が明けることなく夏が終わりそうな気配です。テレビニュースの予報士は猛暑になると予測していましたが、彼自身、本当はこうなることがわかっていたのではないでしょうか。気象庁のホームページを見てもそんな長期予報はしていなかったし、少し前にフェースブックでシャアさせていただきましたが、あの大槻先生もホームページで今年は冷夏になると書かれていましたしね。21世紀の20年代から地球は寒冷化に移行するという、元気象庁の権威であられた根本順吉さんの前世紀末の予測が、そろそろ現実味を帯びてきたような気がします。確かに西日本は今年も猛暑だったようですが、この程度の猛暑は西日本では例年通りであることは西日本育ちの私はよくわかっています。北海道の一時的な暑さも、ああいう異常気象は日本でも世界でもどこかでしょっちゅう起きていることではないでしょうか?とにかくわれわれ庶民としては今後は寒冷化に備えた心構えをしておくべきでしょうね。

●以下は、一か月ほど前に書いてアップし忘れていた記事を、だいたいそのまま載せます。

前回の記事以降、2つのブログ、『発見の発見』と『意味の周辺』をそれぞれ数回、更新しています。

どちらもすべて鏡像問題の記事、『鏡像の意味論』シリーズです。

最近、昨年の秋以降、仕事があるとき以外は殆どこの問題に没頭していました。寝ても覚めてもといっても良いくらいです。まだ当分は続きそうです。これが私の人生の役回りだったのかな、などと勝手ながら考えているのですが。

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先週の金曜日夕方、珍しく夕方のまだ早い時間に上野あたりに赴いて所用を済ませた後、自然に上野公園に足が向かい、都立美術館に近づいてきたとき、あのブリューゲルバベルの塔」展が終了間近であることに気付きました。以前から行こうか行くまいか迷っていたのですが、ちょうど条件が揃ってしまい、都営美術館には大幅な年齢割引もあることだし、ということで相当混雑はしていましたが、入館してしまいました。

人気のある展覧会らしく相当に混雑していましたが、当方としては最近は西洋のルネッサンス前後の宗教画や肖像画や風俗画など少々食傷気味でもあり、全部を丁寧に見る気力もなかったのでそれほど苦にはならなかったのですが、さすがに看板の「バベルの塔」の前だけは行列させられました。記憶では1m位の大きさかなと思っていたのですが、後でパンフレットを見ると高さが70cm余りの大きさです。それまで写真で見ていた限りあまり美術作品としては好きでもなく期待はしていなかったのですが、実物を見ると確かにブリューゲルの最高傑作とされることが理解できました。絵柄から期待されるよりも小降りですが、まさにこの大きさがこの絵の美しさにぴったり嵌っているように思われます。それにしても当初からこの絵がブリューゲルの最高傑作とされていたのでしょうか?もしかしたら日本人好みの美しさかも知れませんね。それにしてもミュージアムショップまでが長蛇の列なのには驚きました。

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少し以前、同じ場所でヴェネツィア派展を見ましたが、普通に人物画としてはこちらの方がずっと美しいはずなんですが、余り人気がないのか人は少なかったですね。

以下、いつもと同じですが最近の不忍池小石川後楽園の様子をいくつか。日付は忘れてしまいましたが何れも5月か6月です。

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ときにはこんなところでベンチに座り、鏡像空間の疑問に考えを巡らせることができたのはある意味、至福のひとときであったとも言えなくもありません。ときにはシャープ製の手書き電子ノートにメモを取ったりしましたが、これはこんな公園のベンチなどでメモをとるには意外と役に立つ製品であることに気付きました。バックライトのない液晶画面で、暗いことが欠点ですが、屋外では散乱光源のためか結構読みやすく、公園の街灯の下でも読めなくもないし、とにかく他人に覗かれる気遣いもありません。記憶力が低下するにつれ、何事も思いつき次第メモを取る必要を感じている向きには良い製品ではないかと思いますね。あまりきれいな字は書けませんが、もともと字が下手な向きにはむしろそのほうが良いかも。

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ここは後楽園の外側、無料で通り抜けられる散策路です。ここを折り返し点として散歩をするのも良し。

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再び不忍池

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以下後楽園。

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やや見頃を過ぎた花菖蒲園です。

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